1.「ゆるやかな育児担当制」を取り入れています。
育児担当制とは、食事・排泄・着脱・睡眠など家庭で保護者が行う生命維持にかかわる育児を、担当者を決めて行う育児方法です。
同じ手のぬくもりや声のトーン、抱き方で、お子さま一人ひとりの生活リズムやテンポに合わせて保育します。思いを受け止めてくれる保育者を子どもたちは信頼していきます。保育者への信頼感が基盤となって、まわりのお友だちにも積極的に関わっていくようになります。
2.自分の内面を自由に表現してやわらかな心を育てます。
その方法として、自由画・土粘土・わらべうた遊びを取り入れています。
"自由画"は絵具の色を選んで自由に描きます。画面に向かって思いっきり描いた後は心がすっきりして良い表情になります。
"土粘土"は子どもの手で自由に形を創っていきます。上手くいかなかったらグシャと潰すこともできます。人にも評価されません。
"わらべうた遊び"は保育者の穏やかな声でリズムに合わせて遊びます。0歳児は保育者と1:1、年齢が上がると、だんだん友だちが増えてルールも加わります。相手の呼吸に合わせて表現する経験が友だちとの心地よい関係をつくっていきます。
3.「子どもの時間」を保障しています。
子どもは大人が介入しないところで色々な経験をしています。「これは何だろう?もっと知りたいな。」「大好きな友だちと一緒に遊びたいけれど自分のことばかり押し通すと、うまく遊べないから友だちの話も聴いてみよう。」など、自分で考えて判断して行動できる「子どもの時間」の中にたくさんの学びがあります。